お手持ちの鍋を賢く活用しましょう
和平フレイズ 調理器具 フリーサイズ蒸し器 ジー・クック 小 14~23cm 食洗器対応 日本製 GC-177
蒸し器がついた専用の鍋もありますが、ホーロー鍋、中華鍋、土鍋、雪平鍋など、ある程度の深さがあればどんな鍋でも蒸し料理に使えます。鍋はなんでもOKですが、上に載せる蒸し器が重要。せいろやすのこがなければ、いちばんお手軽なのは竹の平ざるでしょう。これなら、たいていのお家にあるはずです。市販品で便利な蒸し器はサイズ調節が可能なステンレス製落としぶた、ステンレス製羽根つき蒸し器など。
蒸し器があるとおおいに料理の幅が広がるので、1つはもっていたほうがいいかもしれません。鍋の底から4~6㎝くらいまでスープ(あるいは水)を入れますが、水面が蒸し器につかないように加減してください。
次に蒸し器を入れて素材を載せ、鍋のふたがしまる位置にセットします。寸胴鍋などをつかうときは蒸し器が少し不安定になることもありますが、そんな場合は鍋底に耐熱容器を置き、その上に蒸し器を載せて安定させるといいでしょう。
また、どんな鍋を使うときでも忘れてはならない必須アイテムが、キッチリとしまるふた。蒸し器を通ってきた蒸気がふたに当たり、蒸気が鍋の中で対流することによって素材をおいしく蒸しあげる仕組みのため、蒸気がもれては蒸し器料理が成立しないのです。